用語・記号の定義

群・環・体

剰余類と部分群の指数~定義と具体例~

群論における剰余類(左剰余類・右剰余類)と剰余集合(左剰余集合・右剰余集合)と部分群の指数の概念を,手順を追って解説していきます。少々長いですが,群論における基本的で重要な概念ですから,ゆっくりと理解していきましょう。
数論

メビウス関数とメビウスの反転公式の証明

メビウス関数(Möbius function)とは,数論的関数の1つで,重要な役割を果たします。メビウス関数の定義と,メビウスの反転公式(Möbius inversion formula)の証明を行いましょう。
測度論

ほとんどいたるところ(almost everywhere, a.e.)の議論

測度論においては,ほとんどいたるところ(almost everywhere, a.e.)を用いた議論が頻繁に出てきます。 「ほとんどいたるところ」の定義と具体例について,丁寧に解説しましょう。
群・環・体

正規部分群の定義と基本的な判定方法・具体例

正規部分群 (normal subgroup) とは,gNg^{-1} ⊂ N が成立する部分群 H ⊂ G のことを言います。正規部分群の定義と準同型写像の核を用いた判定方法,具体例と大事な性質まで紹介します。
測度論

ディンキン族定理(π-λ定理)とその証明

ディンキン族定理あるいはπ-λ定理とは,測度論の深い・複雑な議論を展開するにあたって重要な定理です。本記事では,まずディンキン族定理に必要なπシステム(乗法族)とλシステム(ディンキン族)の概念について定義し,ディンキン族定理を証明します。
測度論

測度の定義と具体例4つ・性質5つを証明付きで徹底解説

測度論の基盤である「測度 (measure) 」について,その定義と具体例4つ・基本的な性質5つを順番に解説していきましょう。どれも測度論の最も基本的な概念ですから,しっかり理解していきましょう。可測空間・可測集合の概念は既知とします。
統計学

コサイン類似度とは~定義と具体例~

コサイン類似度 (cosine similarity) とは,ベクトルの向きの類似度を測る指標で,内積を用いて定義されます。コサイン類似度の定義と,2次元の場合の具体例を述べましょう。
数論

約数関数とは~定義と基本的な性質とその証明~

約数関数 (divisor function) とは,ある数に対し,その数の正の約数の累乗の和を計算する関数です。約数関数について,その定義と基本的な性質とその証明を行いましょう。
数論

完全数の定義と性質とその証明

完全数 (perfect number) とは,自分以外の正の約数の総和が自分自身に一致する数のことです。たとえば,28=1+2+4+7+14は完全数です。完全数について,その定義とメルセンヌ素数を絡めた性質を紹介しましょう。
数論

メルセンヌ数・メルセンヌ素数とは~定義と性質~

メルセンヌ数 (Mersenne number) とは,2^n-1と表せる数で,これが素数のときはメルセンヌ素数 (Mersenne prime) といいます。これについて,定義と性質を解説しましょう。