線形代数学

固有ベクトル・固有空間の定義・求め方・性質

Ax=λxをみたすxを固有ベクトル (eigenvector) といい,その集合を固有空間 (eigenspace) と良います。これについて,その定義を述べてから,求め方を具体例を含め解説し,最後に性質を述べましょう。
微分積分学(大学)

勾配(grad)の定義と意味

数学における勾配 (gradient) とは,多変数関数において各偏微分を並べたもので,grad f や ∇ f とかきます。 これについて,その定義と意味(勾配の向きは最大傾斜方向になっており,その大きさは勾配の大きさであること)を解説しましょう。
微分積分学(大学)

方向微分とは~定義・性質・求め方を詳しく~

多変数関数における「方向微分」ないしは「方向微分係数」(directional derivative) とは,ある方向のみを取り出した微分を指します。これについて,その定義と性質・求め方を詳しく解説しましょう。
LaTeX

【LaTeX】極限(limなど)に関するコマンドとテクニック

LaTeXにおいて,limやlimsup, liminf,sup,inf,max,minなどの極限に関するコマンドについてまとめ,テクニックを紹介しましょう。なお,amsmath パッケージの使用は前提とします。
微分積分学(大学)

合成関数の偏微分における連鎖律(チェインルール)とその証明

多変数の合成関数を偏微分する際の連鎖律(チェインルール)について,まずはその基本的な形のものを述べ,それから一般的な覚え方と証明を行いましょう。
線形代数学

行列で連立一次方程式を解く方法~計算の手順~

連立一次方程式は,行列の行基本変形によるガウスの消去法(掃き出し法)を用いて,比較的簡単に解くことができます。これについて,具体的な計算手順を分かりやすく解説し,例題も交えながら確認していきましょう。
線形代数学

連立一次方程式の基本解・特殊解と解空間の性質

連立一次方程式における,基本解 (fundamental solution)・特殊解 (particular solution) と解空間 (solution space) の定義とその性質について,理解しておくべき重要な事項を紹介し,証明しましょう。
線形代数学

随伴行列(エルミート転置,共役転置)の定義と性質10個

随伴行列 (Hermitian transpose),あるいはエルミート転置や共役転置と呼ばれる行列は,元の行列の各成分で複素共役を取り,それを転置させた行列のことを指します。これについて,その定義と具体例,性質を詳しく解説しましょう。
微分積分学(大学)

全微分の定義・性質・求め方を詳しく解説~全微分可能性~

多変数関数における全微分 (total derivative) とは,関数の1次近似と言えます。これについて,定義・図形的意味・性質・求め方を詳しく解説します。まずは2変数関数で扱い,最後にn変数関数の場合について述べます。
微分積分学(大学)

【fxy=fyx】シュワルツの定理とその証明~偏微分の順序交換~

高階偏微分においては,「偏微分する順番は多くの場合,気にしなくて良い」という定理があります。シュワルツの定理と呼ばれる本定理を紹介し,それを証明したいと思います。最後には,シュワルツの定理が適用できない例(偏微分の順序交換ができない例)も述べます。